様々な理由で、夫と別れた元・妻達。 特に専業主婦や小さな子供がいる場合は、「本当に離婚に踏 み切って大丈夫だろうか…」と悩んだ方がかなり多い傾向と なりました。
悩む理由は、やはり離婚後の自分や子供の生活にかかる「お 金」。(この段階で離婚を諦めざるを得ない方が実はとても多 いです)

離婚後の新居や、仕事のこと。子供のこと。
一時的にでも実家を頼れれば良いですが、そうもいかない時 は「自立」の必要に迫られます。

「年齢」「仕事のブランク期間」「子供あり」…。
専業主婦だけでなく、今のお給料では自立が難しい兼業主婦 にも一人(+子供)で生きていくには、まだまだ厳しいのが現実 です。

専業主婦に多いこのケース。特に実家が頼れない方はこの状況に陥りやすいですね。
もちろん離婚後に仕事を始めるにしても、まず離婚してすぐの住まいは?引越し代は?家具や生活費は?
離婚に限らずですが、新生活を始めるにはどうしてもまとまったお金が必要です。結果的に、「離婚できるものならしたい、だけど…」と我慢せざるを得な い場合も。離婚を切り出す前に仕事を始めて新生活への資金を貯めた所で離婚が出来れば問題ありませんが、旦那さんに内緒でパートや就職というのは中々 難しいですよね。

両親が健在で実家に身を寄せられる方と、そうでない方で子供が居る方の離婚後の命運は分かれます。
こちらは実家には戻らず、母子家庭で生活をする選択をされる方が当てはまるケースです。
待機児童はなかなか解消しない問題ですし、保育園は仕事が決まらないと申込みも出来ません。預ける所が決まっていないのに仕事を探さないといけない 上に、なんとか決まっても入れる保証もないのが現状です。
母子家庭は優先的に入園できる制度ではありますが、元々仕事をしていない方の場合は中々ハードルが高いと言えます。
ここでも、「仕方がない、子供が大きくなったら離婚を…」と離婚を先延ばしする方が多いです。しかし、離婚したい原因がDV・モラハラ・借金などの場 合、子供への被害も考えなければいけません。子供が小さいうちは、在宅で生活費を稼げれば良いのですが…。

離婚後の生活は当然自分の収入のみでやりくりしていく事になります。
元々お仕事を持っている方で子供のいる方もいない方も、今まで配偶者が負担していた分がごっそり無くなる為「こんなに毎月必要経費がかかるのか」と驚 く事もよくあるそうです。収入や子供の有無によっては多少生活レベルが落ちる程度で済みますが、離婚経験者の大半が「かなり苦しくなった」と答えて います。
そんなときに考えるのが「ダブルワーク」「副業」ですが、例えば仕事の前後にバイト数時間を入れるなどでは時間的・体力的にも難しい事が多いのが現状で す。

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