義母の病院の担当者と浮気・不倫をした夫

離婚を決めた理由・原因

元夫との離婚の原因は、夫が浮気をしたからでした。

結婚する前に２年間付き合っていたのですが、私より夫の方が几帳面でキレイ好き、マメな性格で親思いの良い人だったので結婚したのですが、義母が大腿骨を骨折しリハビリに夫婦で交代で付き添うようになった時、夫が義母の病院での担当者と浮気をするようになりました。

夫は自営業で、私は専業主婦だったのでふたりとも時間があったのですが、夫がオレが母さんを連れて行くというようになり、私も夫に任せていたのですが、ある日友人から夫と女性が一緒にいると写真を見せられ、浮気が発覚。元々モラハラと暴言がひどかったので、浮気が最終的な決断材料になりました。

離婚前に不安だったこと

・専業主婦だったので、離婚してからの生活が不安だった
結婚する条件のなかに「専業主婦になること」という約束がありました。私としては将来の事を考えると働きたかったのですが、家のことや義両親の面倒を見てほしいといわれ主婦業に専念していたのですが、家計は夫が握っていたので、私の自由になるお金は結婚前の預金しかなく、離婚した後の生活が不安でした。

・年齢的に再婚は難しい
離婚時の年齢が３５歳ということもあり、今後の人生を考えると再婚もできないかも？と将来に対しての不安を感じました。

・子供が産めなかったこと
夫は前妻との離婚で親権を手放しているので、子供を望んでいたのですが私が妊娠できなかったことで夫に少々責められてもいましたが、やはり子供は欲しかったですし、もう産むこともないのだろうなと不安に感じていました。

離婚までかかった期間、離婚までの簡単な流れ

夫の不倫が発覚後、コツコツと証拠を集めたのち、夫の仕事関係で知り合った弁護士さんに相談して、離婚関係に詳しい弁護士さんを紹介してもらい内容証明を夫と浮気相手に送った日に実家へ帰りました。

そこから夫との連絡は全部弁護士さんを通してやり取りし、浮気発覚から半年ほどして夫が折れ、離婚届けに記入してもらいました。

離婚届を出す前に、私の弁護士、夫の弁護士、浮気相手の親立会いの元で、慰謝料と共有財産を分け離婚することができました。

離婚前に準備していてよかった事や、過去を振り返って離婚前にしていれば良かったと思う事

浮気が発覚する前から夫には言葉によるモラハラ（子供も産めない女に価値無し、もう魅力がなくなったなど）経済的ＤＶ（必要最低限の生活費しかくれない）を受け、これが普通のことなんだと半分思い込んでいましたが、夫は浮気相手に貢いでいる証拠（カードの明細書など）を見て、私は夫にとって単なる家政婦でしかないんだなと、正直目が覚めました。

離婚するための証拠として、夫から暴言を吐かれた時にどんな事を言ったかを日記に付け、会話はｉｐｈｏｎｅで録音、カーナビの履歴、パソコンメールをプリントアウトしておく、パソコンでＬＩＮＥのやり取りのチェックなどをし、証拠を集めておきました。

夫は自営業だけあって外ずらはすごくいいのですが、結婚した途端ジャイアンのような暴君になってしまい、お前はオレの所有物といった態度で私に接するようになったので、元夫にとって結婚は自分の身の回りや義両親の世話をする担当が欲しかっただけの事だったんだなと、男を見る目のなさに反省しています。

離婚の際に一番大変だったこと

元夫は私と離婚をすればバツ２になってしまい世間体が悪くなると考えたようで、盛んにやり直そうと言ってきましたが、今まで私に対して吐いてきた暴言をなにひとつ覚えていないフリをしたり、そんな事言っていないの一点張りで、自然に妊娠できないなら不妊治療して子供を作ろうといってきたりと、最終的には元夫は私にとって嫌悪感の塊にしか見えなくなりました。

別居をしている間も、毎日のように何気ない会話のようなメールを送ってきたり、母さんが淋しいって泣いてるというメールを送ってきました。しかも実家周辺をウロつくので、警察に通報した方がいいのか悩んだことも・・・

愛人がいるのだからあっさりと離婚できると思っていたのに、離婚するまで半年以上かかってしまったのは本当に大変でした。

離婚して良かったこと

実家暮らしで肩身は狭いものの、前職と同じ職種に就職し正社員になれたので、やはり離婚して正解だったなと感じています。

他には、結婚した時一度は封印した趣味である、大好きなミュージシャンのライブに元夫に遠慮することなく行けるようになったのは、本当にうれしいです。
元夫は異様に嫉妬深く、アーティスト関係の物を見るだけでイヤミを言うようなちっちゃい人だったので、今は自分の好きなことが好きな時にできるという開放感を思いっきり楽しんでいます。

離婚して悪かったこと

やはりバツイチになったこと、将来への不安が常に付きまとうようになったことです。

離婚はしたかったのですが、何も考えずにお付き合いの延長と同じような軽い気持ちで結婚してしまい、理想と現実とのギャップに苦しみ、女として見られていないことも手伝って、この先私は再婚できないし子供も授かることもできないのだろう、そんな不安で眠れない夜もたまにあります。

私は人見知りで男性経験も少ないまま、元夫と結婚してしまったので、もっと男を見る目を養わなければとは思うのですが、今でも彼氏が欲しいとはあまり思えません。

離婚の意志を伝えた時の、相手や周りの反応

夫へは内容証明を送って離婚の意思を伝えたので、そのリアクションは見ていないのですが、すぐに電話がかかってきてののしられました。

元夫的には、私は離婚をしたら生きていけないし、離婚はお前の人生の汚点としてずっと残り続けるぞ？と言われました。

両親と弟は驚いていましたが、私が離婚理由を話すと全員一致で実家に帰ってこいという話になり、内容証明を送る当日に実家へ戻ることができました。

友人達や夫の友達もおどろいてはいましたが、夫の姓格を考えると皆「そこまでされたんなら仕方ないよね」と言っていました。

お金の準備について(方法・金額)

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今離婚を考えている・離婚をしたい人へ

離婚をする前には、必ず証拠を集めておかないと相手は納得しません。

言葉や経済的なＤＶを受けている人は、毎日日記を付けておいたり音声や動画のデータを集めておいたり、私は使っていませんが調査会社に依頼してちゃんと調べてもらってから、きちんとした資料を作ってもらって外堀を埋めてから離婚に持ち込んだ方が、安心して離婚を切り出せるかと思います。

将来の事を考えると離婚はできないと思うかもしれませんが、辛い場合には選択肢の中に離婚を入れるのもありだと、私は思います。